「ヨッシャ!もう一回飯島にしよう」「他にしよう×3」


「まぁ、そんなことより聞いてくれよようせいよ」

「あんたはどこのヒットマンだ。それはともかくなんですか」

「いや、これなんだけどさぁ」


「お姉さん…そんな趣味が」

「おうおう、ケツがたまらんのー…いい目の保養じゃー」

「そうですね」

「さみー…なんだ、この寒さ。ツッコんで貰えないとかそれ以前の寒さじゃないか」

「わかってるんならやらないでください。で、これがどうしたんですか?」

「ジャンル見てよジャンル!」

「U−15…アンダー…15?うわー…」

「あいっかわらずこの業界はえげつない事してると思わない?」

「こんなものの存在を許容しておいて、ロリを規制しても説得力ありませんよね」

「結局のところ馬鹿げたポラライズ(二極化)だと思うわけよ。エロかそうでないかの指標はセックスするかしないかってわけでね」

「…直球ですねー…お姉さん」

「こんなとこでかまととぶってもしゃーないし。確かにセックスしてないという一点においてはこれに代表される中学生クラスのロリグラドルってのは有害とは言えないかもしれないけどさ、常識的に考えてみてよ。こんな、ロリ層への性欲を煽るだけ煽るようなものを出しといて、『エッチがあるからダメ』なんて指標だけでロリ本番モノを規制されたらよ?誰だって本物の味を欲しくなるよ。そのへんにフツーに体売ってる中学生や高校生…今ではJCとかJKっていうんだっけか、もいるんだしね」

「男の生理ってアレらしいですからね。『出せば冷静になる』」

「だね。その論理に基づけば、『グラビアで抜いてるうちに本物を味わいたくなる』確率のほうが『いつもロリビデオで抜きまくってるけど本物を味わいたくなる』確率よりたぶん高いと思うのよ」

「でもお姉さん、今はネット全盛期。そんなビデオなんて手に入れようと思えばいくらでも手に入るじゃないですか?」

「ようせい、世の中の男みんながITに通じてるわけじゃないんだから。『ゲームやマンガを見て犯罪者になる人』なんて『朝○新聞を読んで犯罪者になる人』より少ないじゃん、ってどっかのアレな本でも言ってたよ」

「そんなものを情報ソースに取られても…と思いますが、一理ありますね。だいたい全部ネットでいいんなら今頃ゲオもツタヤも倒産ですし」

「そゆこと。DMMだけが生き残るかな(笑)」

「わかりました、つまるところ、本番アリのロリビデオも出せということですね?」

「いや誰もそんなこと言ってないけどな…
 ああ、それともう一つ納得がいかない点があるんだ!このDVDの説明文な!
 『人気急上昇中の元祖Tバックジュニアアイドル・泉明日香ちゃんのイメージDVD』
 くおらぁぁぁぁ!元祖Tバックは飯島愛じゃろうがー!謝れ!飯島愛に謝れ」

「持論がエキサイトして締め方がわかんなくなったからって強引なオチに持っていかないで欲しい、ようせいでした」

空耳アワーのジャンパー作品は何度見ても面白い、お姉さんでした」